2016年08月25日
お彼岸キャンペーン開催!
9月22日は秋分の日です。
そもそも彼岸とはなにか?
「彼岸」「とはサンスクリット語で煩悩や悩みを越えて到達する悟りの境地をいう意味です。
に、煩悩や悩みに溢れた私達が住む世界を此岸(しがん)と言い、此岸にいる者が「布施」「持戒」、「忍辱」、「精進」、「禅定」、「智慧」の6つを修業することで、彼岸に行くことができるとされています。
ちなみにこの6つの修業を『六波羅蜜』と言います。
また、仏教の西方極楽浄土の教えにより、十億万仏土先の西方には阿弥陀如来がいるとされる浄土がある、言われていることから、太陽が真東から昇って真西へ沈む春分・秋分の日を中日として前後3日計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に修業をするのがよいとされていたのです。
なぜ、お彼岸にお墓参りをするの?
実は、お彼岸に墓参りをするのは日本独特の風習で、仏教国であるインドやその他の国では見られません。
「彼岸」そのものは仏教の教えですが、「お彼岸」は日本でのみ行われ、正式名称は「彼岸会(ひがんえ)」と言います。
日本には、古来より農耕儀式や自然崇拝の考えがあり、種を撒く時期(春)や収穫の季節(秋)には五穀豊穣や安全を山や先祖に祈願しました。
また、仏教の伝来前より『神道』と言って、万物に神様が宿るという考えが日本にはあり(八百万の神)、太陽も神様として崇められていたことから、そこに仏教の西方浄土の教えが伝わったことで、太陽が最も真西へ沈む(西方浄土)春分・秋分の日に先祖を供養するのがよいと考えられるようになったのではないかとされています
お彼岸のお供え物は何が良いの?
お彼岸のお供え物と言えば、「ぼた餅」と「おはぎ」だと思います。
実はこの2つ、材料から作り方まで全く同じ食べ物で、違うのはその呼び方だけです。
では、どうしてわざわざ違う名前で呼ばれるのでしょうか。そこには、日本の四季に対する美しい考え方が根底にあるからです。
「ぼた餅」は漢字で書くと「牡丹餅」、「おはぎ」は「お萩」と書きます。すなわち、「ぼた餅」は春に咲く牡丹を、「おはぎ」は中秋の名月に供える「萩」から名付けられているのです。
ちなみに、お彼岸に「ぼた餅」や「おはぎ」を食べる理由については、材料に使われる小豆の朱色が、災難から身を守る除厄の効果があるとされていたからです。
お彼岸の意味や由来のまとめ
いかがでしたか。
お彼岸は、仏教の教えが日本独自で発展していった独特の風習であることがわかりました。
また、春と秋の2回行われる理由についても知ることができ、これからお彼岸を行う時は今までとは違う気持ちで先祖を供養できる気がしています。
2016年06月09日
お墓終い!
笠利町で改葬・お墓終いがありました!
最近よく相談がある墓終い。島でお墓を守る人の高齢化が深刻。
将来だれがこの墓を守ってくるれのか、心配!
自分が元気な内にお墓のことをちゃんとしておきたい!
そんな相談が最近よくあります。
当霊園ではそんな方のお悩みに耳を傾け、一番いい方法をご一緒に考えていきます。
合葬墓への永代供養、奄美の海へ海洋散骨、掃除のいらない納骨堂への移転など
様々な方法があります。
お墓の管理にお悩みの方はぜひ一度ご相談下さい。
公益財団法人奄美霊園
墓地管理士・終活上級カウンセラーのイカリヤマまで・・・・